「イベントに間に合わせたいけれど、ビールOEMの納期ってどれくらいかかるの?」——初めてオリジナルビールの製造を検討する方にとって、納期は最も気になるポイントの一つです。
本記事では、ビールOEMの納期をフェーズ別に分解し、標準的なスケジュールから納期を短縮する方法まで詳しく解説します。イベントや記念日に確実に間に合わせるための逆算スケジュールテンプレートもご紹介しますので、計画づくりの参考にしてください。
ビールOEMの標準的な納期
ビールOEMの納期は、プロジェクトの規模や条件によって異なりますが、標準的な納期は約2〜3ヶ月です。ここでは、一般的な流れと各フェーズの目安をお伝えします。
最短納期と標準納期の違い
最短の場合は約2ヶ月で納品が可能です。これは、ビアスタイルが決まっている・ラベルデザインが既製テンプレートで対応できる・醸造スケジュールに空きがある、といった条件が揃った場合です。
一方、標準的には約3ヶ月を見込んでおくのが安全です。オリジナルのレシピ開発やラベルデザインのフルカスタマイズ、試作の確認作業などを含めると、各工程に十分な時間を確保した方がクオリティの高い仕上がりになります。
納期に影響する主な要因
納期を左右する要因は主に3つあります。第一に醸造所のスケジュール。人気の醸造所は数ヶ月先まで予約が埋まっていることもあります。第二にラベルデザインの複雑さ。フルオリジナルデザインの場合、打ち合わせと修正に2〜4週間かかります。
第三にロット数です。小ロット(48本〜100本)であれば比較的柔軟にスケジュールを組めますが、大ロット(500本以上)の場合は醸造タンクの確保に時間がかかることがあります。
フェーズ別の所要期間と内訳
ビールOEMのプロジェクトは、大きく6つのフェーズに分かれます。それぞれの所要期間と、発注者が対応すべきことを詳しく見ていきましょう。
フェーズ1:ヒアリング・コンセプト設計(1〜2週間)
プロジェクトの方向性を決める最も重要な工程です。「誰に」「どんなシーンで」「どんな味わいの」ビールを届けたいかを明確にします。TAP TO BREWでは、ブランドコンセプトの設計からサポートしています。
この段階でターゲット層・利用シーン・予算・希望納期・ロット数を確定させることで、以降のフェーズがスムーズに進みます。発注者側で事前に「目的」と「予算感」を整理しておくと効率的です。
フェーズ2:レシピ設計・ビアスタイル決定(1〜2週間)
コンセプトに基づいて、最適なビアスタイルとレシピを設計します。既存のスタイルから選ぶ場合は1週間程度で確定できます。オリジナルレシピの開発が必要な場合は、2週間以上かかることがあります。
フルーツビールなど地域の特産品を使う場合は、原材料の手配期間も考慮に入れる必要があります。旬の素材を使う場合は収穫時期との兼ね合いも重要なポイントです。
フェーズ3:醸造・熟成(3〜5週間)
ビールOEMで最も時間がかかるフェーズです。仕込みから発酵・熟成・ろ過・充填まで、ビアスタイルによって所要期間が異なります。
エール系は発酵期間が比較的短く、3〜4週間で仕上がることが多いです。ラガー系は低温でじっくり発酵させるため、4〜6週間かかることがあります。醸造所の設備状況やタンクの空き具合によっても前後します。
フェーズ4:ラベルデザイン・入稿(2〜4週間)
醸造と並行して進められるのがラベルデザインです。フルオリジナルデザインの場合、コンセプト提案→初稿→修正→最終稿→入稿の流れで2〜4週間が目安です。
TAP TO BREWはデザイン会社が母体のため、ラベルデザインの品質とスピードに自信があります。テンプレートをベースにしたセミオーダーなら、1〜2週間でデザインを完成させることも可能です。
フェーズ5:印刷・ラベル貼付(1〜2週間)
デザイン入稿後、印刷に1週間前後、ラベル貼付に2〜3日程度かかります。特殊加工(マット加工・箔押し・エンボスなど)を施す場合は、さらに数日追加されることがあります。
この工程は醸造完了後に行うため、ラベル印刷が遅れると全体の納期に直接影響します。デザインの確定をなるべく早い段階で済ませておくことが重要です。
フェーズ6:検品・出荷・納品(3〜5日)
品質チェックを経て、出荷・配送に入ります。国内であれば3〜5日程度で届きます。大口のロットの場合はパレット配送になるため、受け取り場所の確認も事前に行っておきましょう。
納期を短縮する方法
「予定よりも早く納品してほしい」というケースは珍しくありません。ここでは、ビールOEMの納期を短縮するための具体的な方法をご紹介します。
事前準備を徹底する
納期短縮の最大のポイントは、プロジェクト開始前の準備をしっかり行うことです。具体的には、目的・ターゲット・予算・希望スタイル・ラベルに入れたい要素(ロゴ・イラスト・カラー)を事前にまとめておくことで、ヒアリングとコンセプト設計の時間を大幅に短縮できます。
醸造所のスケジュールを早期に確保する
特にイベントシーズン(年末年始・お花見・夏祭り)は醸造所の予約が集中します。イベントの3〜4ヶ月前には問い合わせを開始し、醸造スケジュールを押さえておくことをおすすめします。
ラベルデザインを並行進行する
醸造期間中にラベルデザインを進めることで、全体の納期を2〜3週間短縮できます。TAP TO BREWでは醸造とデザインの並行進行を標準フローとしており、効率的なスケジュール管理を行っています。
テンプレートデザインを活用する
フルオリジナルデザインではなく、テンプレートベースのセミオーダーを選ぶことで、デザイン工程を1〜2週間短縮できます。コストを抑えながらも、ブランドの個性を十分に表現できるテンプレートをご用意しています。
イベント逆算スケジュールテンプレート
ここでは、代表的なイベントに合わせた逆算スケジュールをテンプレートとしてご紹介します。自社の計画に合わせてお役立てください。
クリスマスギフト(12月上旬納品)の場合
9月初旬:問い合わせ・ヒアリング開始。9月中旬:コンセプト・スタイル確定。10月初旬:醸造開始+ラベルデザイン並行進行。11月上旬:醸造完了・ラベル印刷。11月中旬:検品・出荷。12月初旬:納品完了。
クリスマス商戦では、EC販売の場合は11月下旬には商品ページを公開し、予約販売を開始するのが理想的です。
周年記念(特定日納品)の場合
周年記念日の3ヶ月前に問い合わせを開始するのが目安です。記念日が動かせない日程であるため、余裕を持ったスケジュール設計が特に重要になります。
ラベルに周年ロゴを入れる場合は、ロゴのデザインも含めてスケジュールを組む必要があります。周年ロゴがまだない場合は、TAP TO BREWでロゴデザインからサポートできます。
スポーツイベント(シーズン開幕に合わせる)の場合
シーズン開幕の4ヶ月前に企画をスタートするのが理想的です。選手の写真やチームロゴを使用する場合は、権利関係の確認と許諾取得に時間がかかることを考慮してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 最短でどのくらいの納期で製造できますか?
条件が揃えば最短約2ヶ月で納品可能です。ビアスタイルの即決・テンプレートデザインの活用・醸造スケジュールの空きがあることが条件です。まずはお問い合わせいただければ、最短スケジュールをご提案します。
Q. 途中でデザインを変更したい場合、納期はどのくらい延びますか?
デザイン変更の内容によりますが、軽微な修正であれば1〜3日、デザインの方向性から変更する場合は1〜2週間程度の遅延が見込まれます。修正回数が増えないよう、初期のコンセプト設計を丁寧に行うことが重要です。
Q. 急ぎの場合、追加料金はかかりますか?
TAP TO BREWでは、基本的に急ぎ対応での追加料金は発生しません。ただし、醸造所の特急対応が必要な場合は別途費用がかかる場合がありますので、事前にご相談ください。
Q. リピート注文の場合、納期は短くなりますか?
はい、リピート注文は初回よりも大幅に短縮できます。レシピとラベルデザインが確定しているため、醸造・印刷・出荷のみで対応可能です。最短3〜4週間での納品実績もあります。
TAP TO BREWが選ばれる理由
TAP TO BREWは、デザイン会社TSURATSURAが母体のブランド共創型クラフトビールOEMサービスです。醸造からブランド設計・ラベルデザイン・EC販売・プロモーションまでワンストップで対応しているため、各工程の連携がスムーズで納期管理にも自信があります。
酒販免許は不要。TSURATSURAが免許を保有し販売元となるため、お客様側での免許取得は不要です。小ロット48本から対応しているため、テスト販売やイベント用の少量生産もお任せください。
売上連動型の手数料モデルで、初期費用を抑えたスタートが可能です。「間に合うか不安」「スケジュールの組み方がわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
ビールOEMの納期は、標準で約2〜3ヶ月です。ヒアリング・レシピ設計・醸造・ラベルデザイン・印刷・出荷の各フェーズを理解し、逆算でスケジュールを立てることが成功の鍵です。事前準備の徹底やデザインの並行進行で、納期を短縮することも可能です。
TAP TO BREWでは、48本の小ロットから、醸造・デザイン・販売まで一貫してサポートしています。イベントや記念日に合わせたスケジュール管理もお任せください。
TAP TO BREW編集部は、デザイン会社TSURATSURAのメンバーを中心に、クラフトビールのブランド構築とマーケティングの最新トレンドを発信しています。